2017年7月29日 本紙掲載
7月 29

会場を熱狂の渦に巻き込んだ世界的なジャズピアニストのデビッド・マシューズさん(中央)

 2014年から約2年半にわたって八戸市に活動の拠点を置いていた世界的ジャズピアニストのデビッド・マシューズさんのライブが26日、九戸村の街の駅「まさざね館」脇にある築120年の米蔵で開かれた。和と洋が織りなすモダンな雰囲気の中、来場者はマシューズさんが紡ぐ音に酔いしれ、会場は熱狂の渦に包まれた。

村商工会青年部を中心とした実行委員会が主催。今回のライブを新たな地域おこしのきっかけと捉え、「村を代表する江刺家神楽のニューヨーク公演」を将来的な目標に置く。その第一歩として、神楽を継承する県立伊保内高郷土芸能委員会に出演をオファー。地元産の杉やミズキを使った座席や照明を作るなど、会場設営などの準備を進めてきた。

この日は、村民ら約150人が来場した。高校生たちの見事な演舞で幕開けした後、マシューズさんは、ジャズ愛好家による八戸ジャズ楽団と共にステージに登場。オリジナル曲に加え、ジャズにアレンジした曲を奏で、来場者は割れんばかりの拍手と歓声を送った。

アンコールでは、郷土芸能委の演舞に合わせて、マシューズさんが即興で演奏。終了後は、生徒たちがマシューズさんに「ニューヨークに連れてって」と英語で呼び掛けるなど、大いに盛り上がった。

また、会場前の広場では「夕焼け市」を開催。さまざまな露店が並び、終演後は村民らが盆踊り「なにゃとやら」を楽しみ、にぎやかに締めくくった。

夫婦で訪れた村田勝義さん(71)は「九戸で本物のジャズを聴けてうれしい。やっぱりライブは別物だね」とご満悦の様子だった。

2017年6月26日 本紙掲載
6月 26

久慈平岳山開きで行われた馬の登坂行列

 洋野町と軽米町にまたがる久慈平岳(標高706メートル)が25日、山開きした。恒例となっている馬の登坂行列や芸能交流祭などの多彩な催しが繰り広げられ、町内外から訪れた多くの人でにぎわった。

 馬の守護神をまつった山頂近くの久慈平神社前では、安全祈願の神事を行った。続いて、参拝馬が山頂広場まで列を成して登り、観客が迫力ある馬の姿を写真に収めていた。

 山頂広場では、福餅まきや芸能交流祭、地元の特産品を販売する「久慈平市」を開催。同町のアグリパークおおさわから出発する登山会、森林愛護少年団による巣箱の設置も行われ、子どもから大人まで多くの人が豊かな自然を満喫した。

 洋野町立向田小4年の川原永遠(とうわ)君は「巣箱を付けたのが楽しかった。鳥が来てくれればいいな」と話していた。

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