2013年8月5日 本紙掲載
8月 05

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 八戸三社大祭は最終日の4日、八戸市中心街と市庁前市民広場で後夜祭が行われた。ライトアップされた全27台の山車が見納めの雄姿を披露し、北奥羽地方最大の夏祭りは幕を下ろした。
 
 この日の八戸の最高気温は26・3度と、祭り期間中で一番の夏らしい暑さとなった。ようやく涼しい風が吹き始めた午後6時、のろしを合図に後夜祭がスタート。各山車組が一斉に打ち鳴らす太鼓が低く響き渡り、市中心部は新たな熱気に包まれた。
 山車組は最後の力を振り絞って、それぞれ独自のテンポでお囃子(はやし)を披露。軽快な笛の音が、短い夏を惜しむかのような風情を漂わせた。
 日が暮れると、区画いっぱいに仕掛けを展開させた山車はライトに照らされ一層、鮮やかさを増した。詰め掛けた観客は、各山車の近くを歩きながら、技巧を凝らした造形美にあらためて見入ったり、家族や友人同士で出来栄えについて語り合いながら、天を覆うせり上がりを眺めていた。
 八戸観光コンベンション協会によると、期間中の入り込み数は、昨年を1万人下回る88万人。一方、後夜祭は2万人増え、過去最多の22万人だった。
 (文・井上周平、写真・松橋広幸)
【写真説明】
ライトアップされた山車が勢ぞろいした後夜祭。八戸三社大祭は盛況のうちに閉幕した=4日午後7時55分ごろ、八戸市庁前市民広場

2013年8月2日 本紙掲載
8月 02

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 青森県南地方最大の夏祭り、八戸三社大祭は1日、お通りの合同運行が行われた。神明宮、おがみ、長者山新羅の3神社による古式ゆかしい神輿(みこし)行列と、豪華絢爛(けんらん)な27台の山車が練り歩き、極彩色に包まれた八戸市中心街は歴史絵巻の舞台となった。 
 青森地方気象台によると、この日の八戸の最高気温は6月下旬並みの21・8度。一日を通して曇りの天候で、涼しい風が吹いた。
 行列は午後3時に市庁前を出発。厳かな神社行列に続き、勇壮華麗な山車が仕掛けを大きく広げると、伝統美の競演に酔いしれた観客からは感嘆の声と大きな拍手が湧き起こった。
 子どもの引き子は、お囃子(はやし)に合わせて「ヤーレ、ヤーレ」と元気いっぱいの声を上げ、神楽や虎舞、高館駒踊りなどの郷土芸能も花を添えた。
 八戸観光コンベンション協会によると、1日の入り込み数は、昨年を5千人下回る16万5千人だった。(文・松原一茂、写真・松橋広幸)
【写真説明】
最優秀賞に輝いた吹上山車組の「『春の六条院』 光源氏 舞楽の宴」=1日午後5時15分ごろ、八戸市十三日町

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