10月 30
本年産が市場デビューとなる南部町の地域ブランド米「南部達者米」が29日、町内で発売された。初日はユニバース福地店前に臨時販売所が設けられ、生産者や町職員が味や品質をPRした。
達者米は、化学肥料や農薬の種類を統一し、使用量も通常の半分以下に減らした「つがるロマン」の特別栽培米。収量を通常よりも抑え、食味を重視した。
1年目は生産量が少ないため、店舗での取り扱いは同町苫米地の「山金」のみとし、その他はイベントで販売する方針。この日は関係者が買い物客に試食を勧めながら、こだわりのご当地米を売り込んだ。
購入した町内の女性(73)は「新聞で見て、食べてみたいと思って買いに来た。町の特産品の一つになれば」と話していた。
11月3日は八戸市のよこまちストア一番町店、5日はユニバース八戸ニュータウン店の店舗前で臨時販売する。いずれも午前10時からで、数量は限定100袋程度となる予定。