2017年5月27日 本紙掲載
5月 27

おいらせ農協青年部六戸地区の部員(右)から指導を受けながらバケツ苗作りに励む児童

 六戸町立六戸小(相馬寿津子校長)の5年生が23日、同校で稲苗をバケツに植える「バケツ苗」作りに挑戦した。児童はおいらせ農協青年部六戸地区(山本貴晴部長)の部員から指導を受けながら、秋の収穫を夢見て作業に励んだ。

 同校では毎年、5年生が総合学習の一環でバケツ苗作りを行っている。近年は苗が枯れてしまい、収穫まで至らなかったため、同青年部に指導を依頼。JAグループが稲苗と育苗用の土、肥料を無償提供した。

 この日は5年生48人と青年部員5人が参加。児童はそれぞれ土と肥料、水をバケツに入れて手で混ぜ、苗を植えていった。青年部員は「水を入れ過ぎないように」「苗の植え過ぎに気を付けて」などとアドバイスしていた。

 作業を終えた畠山高輝君(11)は「体中が泥んこになったけれど、苗の育て方や肥料の役割がよく分かった」と笑顔を見せた。

 同青年部は収穫まで害虫、病気の防除といった管理を支援する。山本部長は「子どもたちが土を触り、農業を経験してくれることがうれしい」と話していた。

2017年4月21日 本紙掲載
4月 21

若手農業者に教わりながらタマネギの苗を植える園児

 六戸町のさつき保育園(十文字よし子園長)の隣接地に19日、園児が農作業を体験する農園「ちびっこベジタランド さつきファーム」がオープンした。子どもたちが野菜の植え付け、収穫体験だけでなく、育つ過程に関わることで、町の主要産業である農業への理解を深める狙い。園児は初日から野菜の種まき、苗植えに挑戦し、手を真っ黒にしながら作業に励んだ。

 農園の広さは約2千平方メートル。若手農業者が支援しながら、年長の園児がタマネギやニンジン、トウモロコシなどを育てる。

 開園式には年長の園児21人と若手農業者6人、町関係者が参加。園児をサポートする久田(きゅうでん)正昭さん(33)が「私たちも手伝いますが、野菜を立派に育てるために皆さんも世話をしてくださいね」と呼び掛けた。

 この日はニンジンの種とタマネギの苗を用意。園児は畑に指で穴を開けて種をまき、くぼみに小さな苗を植えていった。土から虫が出てきて驚く場面もあり、畑は終始にぎやかだった。

 作業後、畑に設置する看板に園児が一人ずつ手形を押し付け、記念写真を撮影した。

 林奏太郎ちゃん(5)は「大きく育った野菜をカレーやみそ汁に入れて食べたい」と期待に胸を膨らませていた。

本ウェブページ掲載の記事、写真、図表などの無断転載を禁止します。また、著作権はデーリー東北新聞社またはその情報提供者に所属します