2017年10月11日 本紙掲載
10月 11

阿光坊古墳群について参加者に解説する藤澤敦教授(左)

 おいらせ町のおいらせ阿光坊古墳館(柏崎和紀館長)は7日、阿光坊古墳群の国史跡指定10周年記念講座の第1回講座を開いた。東北大総合学術博物館(仙台市)の藤澤敦教授が講師を務め、参加者約50人に同古墳群の意義などを解説した。

 記念講座は全4回。同古墳館整備検討委員会委員を務めた考古学、歴史学の専門家を講師に招く。

 第1回の演題は「阿光坊古墳群の歴史的意義」。藤澤教授は古墳、飛鳥時代の「倭(わ)」の古墳と、阿光坊古墳群を含む末期古墳の相違点などを解説した。同古墳群については、末期古墳の特徴がはっきり分かることや、保存状態の良好さ、副葬品の豊富さなどを歴史的意義に挙げた。

 記念講座は参加無料。申し込み、問い合わせは同古墳館=電話0178(20)0405=へ。

 第2回以降の日程と講師、演題は次の通り。

 ▽第2回=14日午後1時半~3時、三浦圭介氏(青森中央学院大講師)「誇り高き『都母(つも)』村の蝦夷と阿光坊古墳群」

 ▽第3回=21日午前10時半~正午、小口雅史氏(法政大教授)「都母・爾薩体(にさったい)地方の古代史」

 ▽第4回=28日午後1時半~3時、廣瀬俊介氏(東京大協力研究員)「史跡と環境デザイン」

2017年10月2日 本紙掲載
10月 02

約230人が出席し、60周年の節目を祝った式典=1日、三沢市の星野リゾート青森屋

 六戸町の町制施行60周年記念式典が1日、三沢市の星野リゾート青森屋で開かれた。町民らが歴史を重ねた町の節目を祝うとともに、伝統と文化を次世代へ引き継ぎ、さらなる発展を目指す決意を新たにした。

 同町は1957年10月1日、六戸村の単独町制施行により誕生。人口は80年代をピークに減少していたが、2011年の1万524人から再び増加に転じ、17年8月末時点では1万983人。基幹産業の農業ではニンニク、ナガイモ、ゴボウなどの高品質な野菜を生産し、「ベジタランド」のキャッチフレーズを掲げる。

 式典には町民ら約230人が出席。吉田豊町長は式辞で「協調と英知を結集し、町の進むべき道を切り開いていくことこそ、現代に生きる者の責務だ」と述べ、町民一体での地域振興への意気込みを示した。町の発展に貢献した15人が表彰され、吉田町長から表彰状や記念品が手渡された。

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