2017年12月14日 本紙掲載
12月 14

英語で情感豊かに演技する園児たち

 十和田市の「まきばのこども園」(太田功一園長)で9日、おゆうぎ会が開かれ、年長組の園児15人が英語劇「ピノキオ」を上演した。30分ほどの長い作品を、身ぶりや手ぶりを交えながら、滑らかな英語を使って情感豊かに演じ切った。

 同園には週1回、アメリカ人の講師が訪れ、英語を教えている。おゆうぎ会での劇は、覚えた言葉を人前で発表する場を設け、より英語に親しんでもらうことを目的に毎年開催。今年で16回目を迎えた。

 ピノキオやお父さん、女神、キツネやネコなどの衣装を着て、それぞれの役に成り切った園児たちは、一生懸命覚えた英語のせりふを堂々と披露。歌や踊りを交え、ピノキオの夢と冒険の世界を表現した。

 主役のピノキオを演じた櫻田大翔(やまと)ちゃん(6)は「緊張したけど、英語でうまく発表できて楽しかった」とにっこり。太田園長は「幼児期から違う国の言葉や文化に触れてもらい、将来も海外へ目を向けるような大人に育ってもらえるとうれしい」と話していた。

2017年12月8日 本紙掲載
12月 08

外国人観光客がガイドに求めることなどについて講演した江本悠滋さん=7日、十和田市

 昨年、国の「国立公園満喫プロジェクト」に選ばれた十和田八幡平国立公園のガイドのスキルアップを図ろうと、環境省は7日、十和田市の十和田ビジターセンターで研修会を開いた。フランスの高山ガイドの国家資格を持ち、国際山岳ガイドとして活躍する江本悠滋さんが、外国人観光客がガイドに求めることなどについて講演した。

 研修会は、外国人の受け入れ体制の強化に向けて開催。同公園は、2020年までに外国人利用者2万1000人(15年・7千人)を目標に掲げ、取り組みを進めている。6日には岩手県で研修会を行った。

 ガイド業に携わる33人が参加した研修会では、江本さんが、フランスや日本で外国人を相手にガイドした経験を紹介した。外国人観光客の特徴について、「長期滞在が多く、日本文化を知りたくてガイドを頼む人が多い」と分析。

 ルートを決めず、天候に応じて一番楽しめるものを提供しているとし、「楽しい旅と、自分だけではできないことへの挑戦を求めてガイドを利用する。日本人ならではの提案をすると満足度が高まる」とアドバイスした。

 十和田湖自然ガイドクラブの中川一樹会長は「コースを決めずに、ガイドの考えで案内する方法は参考になった。素材はたくさんあるのでどう生かすか考えたい」と話した。

 来年1月16日には、実践編としてガイドプログラムのPR方法などを学ぶワークショップを秋田県で行う。

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