2017年7月31日 本紙掲載
7月 31

「高校生海女クラブ」として活動する畠山未瀬さん(左)と佐々木亜美さん

 「北限の海女」で知られる岩手県久慈市の小袖海岸で、素潜り実演や観光ガイドを務める「高校生海女クラブ」は29日、今季の活動を開始した。高校の夏休みに合わせた恒例の企画で、岩手県立久慈東高の生徒10人が参加。8月13日まで毎日、地元のベテラン海女や地域おこし協力隊の海女と一緒に観光客らを“おもてなし”する。

 クラブは市観光物産協会(山本えり子会長)が運営し、12年目を迎えた。

 メンバーは、下舘彩楓(さやか)さん(1年)、成田真梨(まりん)さん、大道ななさん(以上2年)、船渡菜緒さん、中野夏紀さん、畠山未瀬(みらい)さん、亀山留奈さん、佐々木亜美さん、畠山晴香さん、小田舞さん(以上3年)。このうち、小田さんは3年目、船渡さんは2年目、残り8人は初参加となる。

 29日はメンバーの畠山未瀬さんと佐々木さんが担当。波が荒く素潜り実演は見送ったが、海女の衣装である「かすりはんてん」を着て、ホタテ焼きを販売し来訪者をもてなした。

 畠山さんは「(NHK連続テレビ小説の)あまちゃんを見て自分もやってみたいと思った。お客さんに笑顔で対応したい」、佐々木さんは「あまちゃんでは久慈が盛り上がった。自分も肌で感じ学びたい」とそれぞれ意気込みを語った。

2017年7月30日 本紙掲載
7月 30

打ち合わせに余念がない「幻想市街劇『田園に死す』三沢篇」の一般参加者

 8月6日に青森県三沢市内で上演される「幻想市街劇『田園に死す』三沢篇(へん)」まで、あと1週間。市内近郷近在からの一般参加者は29日、市公会堂視聴覚室で稽古に汗を流した。参加者は群舞や集団の動きなどを覚えようと懸命で、活発に質問や意見を交わしていた。

 公演は市寺山修司記念館(佐々木英明館長)の開館20周年記念。この日は三沢、八戸、十和田、青森の各市などから約20人が参加した。終盤の踊りやせりふを入れるタイミングなどをチェックし、流れを確認。各参加者とも、不安な場面について周囲へ積極的に問い合わせるなど、熱心に打ち込んでいた。

 三沢市大町2丁目の篠田久美子さんは60代での挑戦。おいらせ町の劇団「笑劇」でも活動しており、「本番が迫り、家でも時計の秒針の音が耳につく感じ」と緊張感を表現しながら「楽しみと不安のハーモニーの中、達成感を味わいたい」と前を向いた。

 公演は8月6日正午~午後7時の予定。雨天決行。市街劇参加券(チケット)は大人2千円、高校・大学生1500円、中学生以下無料となっている。

 チケット購入者は午前10時~午後3時に「スカイプラザミサワ」の受付で地図とお面を入手し、演劇が行われる市内約60カ所のうち、希望の場所に足を運ぶ趣向だ。問い合わせは市寺山修司記念館=電話0176(59)3434=へ。

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