2016年10月8日 本紙掲載
10月 08

烏帽子岳の山道を登る野辺地高の生徒

 野辺地町の青森県立野辺地高校(漆館栄一校長)の恒例行事の耐久登山が7日、同町の烏帽子(えぼし)岳で行われ、生徒たちが山頂目指して険しい山道を踏破し、忍耐力や体力を養った。

耐久登山は今回が39回目。1978年、「社会に貢献できるたくましい行動力を持った人になってほしい」との願いから、元校長の川村良三氏の発案で始まった。コースの烏帽子岳は標高719・6メートル。学校を起点に、頂上まで片道12キロの道を往復した。

全校生徒335人は準備運動をした後、午前9時すぎにまず女子がスタート。約10分後には男子が出発した。山道は険しいため、ほとんどの生徒が自分たちのペースで歩いて登るが、体力自慢のスポーツ科学コースや運動部の生徒たちは走って登頂。クマよけのために身に着けた鈴をリズミカルに鳴らしながら、自然豊かな道を駆け抜けた。

頂上では、保護者たちが豚汁を用意。多くの生徒たちは、町を見下ろす壮大なパノラマを眺めながら昼食を取り、疲れを癒やした。

陸上部に所属し、8種競技を得意とする3年生の山口竜吾さん(18)は「この日のためにシューズも特別なものを用意した。渓流の水の音を聞きながら走るのは気持ちいい」と笑顔を見せていた。

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