2016年11月22日 本紙掲載
11月 22

慎重な手つきで大鍋に豆乳を流し込む児童

 三戸町の児童向け体験企画「さんのへ農業小学校」(栗生正志校長)の加工実習授業が19日、同町農産物加工センターで行われ、16人がりんごジュースと豆腐作りに挑戦し、新鮮で素朴な味わいに仕上がる工程を学んだ。

 授業は年間計画の柱で、もぎたてのリンゴと町内産大豆を使い地場食材について理解を深めるのが狙い。児童は午前9時から町内のリンゴ園に出向き、約1時間収穫作業をした後、センターに移動した。

 ジュース作りではきれいに洗った実を皮ごと機械に投入してつぶし、加工場には「ふじ」と「紅玉」をブレンドした甘酸っぱい香りが広がった。エプロンとバンダナを身に着けた児童は、指導役の農家先生と一緒に搾りたてを試飲、おいしそうに飲み干していた。

 豆腐の加工場では湯気が立ち上る中、児童が豆乳をお玉ですくい、慎重に鍋や型に流し込むなどして仕上げ、出来たてを持ち帰った。

 八戸市立白山台小3年の中村優奈さん(8)は「リンゴをもぎ取るのが難しかった。寒かったけどおいしいジュースが飲めてうれしい」と笑顔で話した。

 ジュースは瓶詰め後、児童自身の写真を貼るなどして「世界に一つだけの記念品」になり2月の卒業式でプレゼントされる。

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