2016年11月27日 本紙掲載
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児童が下北ジオパークの次回認定に向けた課題や提言などを出し合った公開授業

 むつ市立苫生小(林順一郎校長)で24日、今年9月に日本ジオパークに認定された下北ジオパークをテーマとした6年生の公開授業が行われた。児童70人が次回認定への課題、新たに必要な取り組みなどを議論し、ゲストティーチャーとして招いた宮下宗一郎市長に提案。「ジオパークの日」の制定を―との提言では、宮下市長から前向きな回答を引き出した。

 同校6年生は、地域を知り、地域を愛する心と態度を育てることを目的に、本年度の総合学習の題材に下北ジオパークを採用。各ジオサイトについて調査したり、「下北ジオパーク認定推進隊!」として修学旅行の滞在先で下北をPRしたりするなど、さまざまな活動を繰り広げてきた。

 公開授業は、下北地域の教育関係者らが参加した「学力向上実践事業研究指定校研究発表会」の席上で行われた。

 児童からは、下北ジオパークの課題として「外国人や障害者に対応するため、外国語や手話のできるガイド員の養成を」「訪れた人が安全に楽しく観光できるよう、バリアフリー対応の道路を整備すべきだ」「各ジオサイトでは看板の充実、周辺の美化を進めてほしい」「資金は〝ジオパーク募金〟で集めたらどうか」などの提案、要望が出された。

 「ジオパークの日」制定の提言では「市内全校で地産地消の給食を」「ジオパークについて勉強する日にすればいい」などの意見も。宮下市長は「認定の喜びを思い出すきっかけ、地域の思いを一つにする日になれば。素晴らしい提言だ」と、制定を前向きに検討する考えを示した。

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