2016年11月29日 本紙掲載
11月 29

曲調に合わせた力強いダンスで会場を沸かせた吉田武将さん(右)と田中悦子さん

 日本体育協会公認コーチ(ダンススポーツ)に認定され、現役選手としても活躍する八戸市の会社員吉田武将さん(49)と青森県職員田中悦子さん(59)のペア=青森県ダンススポーツクラブ所属=が、13日に岩手県花巻市で行われた「全日本選手権シニアⅢラテン」(日本ダンススポーツ連盟主催)で準優勝に輝いた。初出場での快挙に2人は「高齢でも努力次第でなりたい自分になっていけると実感した」と喜びをかみしめている。

 海外で来年行われる世界選手権の日本代表選考会も兼ねている今大会。参加資格は年内に49歳と54歳以上を迎えるペアで、サンバやチャチャチャなど5種目で競い合い、23ペア中6ペアが世界への切符を手にできる。

 これまで多くの大会に出場し「音楽性の表現」に課題を感じた2人。サンバでも物寂しいものや優雅なものがあるように、同じ種目でも曲調が異なり、本番で曲がかかった瞬間にどう表現するかの判断が求められる。このため、さまざまな曲で練習を重ねてきたという。

 本番は準決勝、決勝ともに約9分間全力で激しい形相、お気楽な表情など各種目を演じ分け、拍手喝采を浴びた。世界選手権を控え吉田さんは「誰もが『すてきだな』と思うダンスができるよう尽力したい」、田中さんは「年齢に物おじせず、2人が輝ける表現を磨く」と、さらなる活躍を誓った。

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