2016年12月11日 本紙掲載
12月 11

寒空の中、昔ながらの餅つきを楽しむ園児

 三戸町の三戸紫苑幼稚園(川村亨園長)で8日、お釈迦(しゃか)様が悟りを開いたことをたたえる「成道会」と呼ばれる行事が行われ、園児21人がつきたての餅を食べ、教えの意味をかみしめた。

 同園の園児17人に加え三戸保育園児4人を招待。ホールで行った式典では大きなお釈迦様の絵に向かい静かに手を合わせた後、記念の歌を合唱。水色の衣装を着た園児3人がかわいらしい踊りを披露した。

 川村園長は「お釈迦様は『どうしたらみんなの心がきれいになるのか』と菩提樹の下に座り、何も食べずに考えた。きょうは感謝を込めておいしいお餅を食べましょう」と呼び掛けた。

 引き続き園庭に場所を移し、園児はきねと臼で餅つきを体験。肌寒い中、1人ずつ順番にきねを振り「よいしょ、よいしょ」と元気な声を響かせた後、つきたての餅にしょうゆやお汁粉を付けて味わった。

 成道会は1934年の開園以来続く伝統行事。何も食べずに瞑想(めいそう)し、やせ細るお釈迦様を心配した村の女性が、ヤギの乳で作ったおかゆを食べさせたという故事にちなむ。

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