2017年1月3日 本紙掲載
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2人目の女性ダイバーとしてデビューした岩澤美咲さん

 八戸市の水産科学館マリエント(吉井仁美館長)で1日、オレンジ色の潜水スーツを身にまとった「マリンオレンジ」がデビューを果たした。担当するのは、同館に入って1年目の岩澤美咲さん(21)。同館2人目の女性ダイバーとして、大水槽で魚の餌付けを披露し、来館者を楽しませている。

 同館では、外部に委託していた水槽の管理を職員で担おうと、2010年に「マリンレンジャー」に“変身”して作業する取り組みを始めた。職員それぞれがイメージカラーを持ち、水槽のメンテナンスや、毎週日曜・祝日に大水槽で開催している魚の餌付けなどをしている。

 岩澤さんは16年3月に専門学校を卒業後、同館に就職。5月ごろから、岩手県立種市高海洋開発科の協力を得て、国家資格である潜水士の勉強をした。7月に資格取得後は、仕事の合間を縫って練習を重ねた。

 この日は、縦約3メートル、横約7メートルの大水槽の中に姿を現すと「あけましておめでとうございます」と書いたボードを来館者に向けてごあいさつ。アオウミガメやシマアジ、イシガキダイなど約50匹が泳ぐ中、魚と触れ合いながら餌付けを披露して拍手喝采を浴びた。また、来館者は、じゃんけん大会や記念撮影をして、水槽越しにマリンオレンジとの交流を楽しんだ。

 長野県茅野市から八戸市内の祖父母の家に遊びに来ているという佐藤希ちゃん(6)は、じゃんけん大会で見事勝利。景品を手に「お魚が好き。楽しかった」とうれしそうに話した。

 岩澤さんは「普段なかなか見られない魚が餌を食べるシーンを見て、より興味を持ってくれたら」と話し、「見る人に笑顔を届けられるように頑張りたい」と意気込みを語った。

 岩澤さんは3日も正午から、大水槽で魚の餌付けを披露する。

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