2017年1月17日 本紙掲載
1月 17

勇壮な摺りを披露する鳥屋部えんぶり組

 東日本大震災からの復興を祈念するイベント「北三陸久慈・冬の大震災復興感謝祭」が15日、久慈市中心街で開かれ、国重要無形民俗文化財の「八戸えんぶり」や、久慈地域の郷土芸能の発表など多彩な催しで街なかを盛り上げた。

 同市の道の駅くじ・やませ土風館を管理する街の駅・久慈(細田稔男代表)が主催。震災から6年を前に、全国各地の支援に謝意を示すとともに、昨年8月の台風10号で甚大な被害を受けた中心街の再生につなげようと初めて企画した。

 目玉の八戸えんぶりは、階上町の鳥屋部えんぶり組が登場。土風館駐車場と久慈駅前広場で勇壮な摺(す)りを披露し、多くの観衆を魅了した。

 土風館前の飲食ブースでは「短角牛のブロック丸焼き」をはじめ、「豆腐田楽」「軍配餅」など郷土食を販売。甘酒やサケのあら汁、きな粉餅の振る舞いには来場者の行列ができた。

 土風館多目的ホールには、久慈秋まつりで使う縁起物の「ばれん」の制作体験コーナーを設置。家族連れなどが棒に5色の紙で作った花を飾り、無病息災を祈っていた。

 挑戦した久慈市夏井町の幼稚園児大湊結菜ちゃん(6)は「うまくできた。家に持ち帰って飾りたい」と話した。

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