2017年2月4日 本紙掲載
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推進委発足に伴い、記念写真に納まる加藤正行委員長(右から2人目)ら関係者

 ロードバイクなどと呼ばれるツーリング用自転車を通じ、まちおこしにつなげようと、田子町ツーリズム推進組織委員会が発足した。八戸市の電子部品製造会社「コアライン」の加藤正行社長(52)が委員長となり、今年6月3日に愛好者を集めたイベントを町内で計画、町を訪れるリピーターを増やし観光振興につなげる構想が始動した。

 加藤委員長は同町の創業実践塾(横内靖塾長)の塾生として、昨年7月から本業以外の新規事業を模索。26歳から始めたという趣味の自転車を生かしたイベントを立案した。

 町郊外にあるタプコプ創遊村を基点に、みろくの滝を巡る80キロのコースを設定。ツツジの見頃に合わせた雄大な自然と上り坂を組み合わせ、終了後はバーベキューを楽しむ計画だ。青森県サイクル・ツーリズム推進協議会(江利山元気代表)と連携し、50人の参加を予定している。

 町役場で1月31日に行われた発足式では、加藤委員長が「国内外のサイクリストを招き田子牛、ニンニクなどの特産を紹介したい。リピーターを増やし観光振興につなげ、世界に向けてプロモーションしたい」とあいさつ。町のゆるキャラたっこ王子と山本晴美町長らを交え記念写真を撮影した。

 加藤委員長は今回のイベントを機に田子町へ移住する予定で、新たに子会社を設立。女性の自転車愛好者向けにアパレルブランドを立ち上げるほか、自転車電動アシストユニットの開発を手掛け、雇用の場を創出する考えで、「青森、岩手、秋田のど真ん中として田子に魅力を感じている。季節感あふれる自然が残り、心の熱い町民と一緒にやっていきたい」と意気込んだ。

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