2017年2月23日 本紙掲載
2月 23

地元の子どもたちと共に「三番●(「艘」の舟へんを取り除いた文字)」を披露するダンサーの磯島未来さん(後列左)と緒方祐香さん(後列右)

 青森県外に住む3人のダンサーが2月上旬から1週間にわたって八戸市に滞在し、同市鮫地区の郷土芸能「鮫神楽」の稽古に参加した。3人は、地域の愛好家でつくる神楽連中らと交流を深めながら、地域に脈々と受け継がれてきた伝統を肌で感じた様子だった。

 「ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク」(京都市)が主催する、現代ダンサーたちが東北各地を訪れて郷土芸能を習い、理解を深める事業「習いに行くぜ!東北へ!」の一環。ダンサーは、八戸市鮫町出身の磯島未来さん(33)=仙台市在住=のほか、緒方祐香さん(31)=佐賀県在住=、中西レモンさん(40)=神奈川県在住=が参加した。

 20日は鮫町生活館で、神楽連中と地元の小中高校生らが発表会に向けた練習に取り組み、この日が交流の最終日となったダンサーたちも稽古に参加。これまでに振り付けを習った演目の「三番●(「艘」の舟へんを取り除いた文字)(さんばそう)」「番楽」などをステージで披露した。

 磯島さんは「地元出身でも、こんなに素晴らしいものがあったのかと改めて実感した。この交流を機に、さらに多くの人に知ってもらえたら」と話していた。

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