2017年3月5日 本紙掲載
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家族らに温かく見送られ、涙を流す卒業生

 本年度末で閉校する青森県立八戸北高南郷校舎(竹浪二三正校長)で4日、卒業式が行われ、最後の3年生30人が学びやを巣立った。前身を含めて69年の歴史で約6千人を社会へ送り出した“南郷の高校”が静かに役目を終えた。

 式で竹浪校長は「今日で南郷校舎の学校行事が全て終了する。本当に生徒がいなくなる日が来た。寂しいだけでは言い表せない」と惜別の思いを表し、「有終の美を飾ってくれた」と最後の卒業生をたたえた。

 3年の山本由香さんは、30人と少人数になりながらも、力を合わせて体育祭や文化祭などの行事を成功させ、絆を深めたことを紹介。「つらい時や苦しい時は、南郷校舎での日々を思い出し、一歩ずつ前へ進む」と力強く話した。

 最後の校歌を歌い終わるといよいよ別れ。退場では保護者が花道をつくり、子どもたちの門出を祝った。式にはOBも駆け付け、温かい拍手を送った。

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