2017年3月6日 本紙掲載
3月 06

上映後のトークショーで映画への思いや撮影の様子を紹介する久慈浩介さん(右)

 日本酒に魅せられた3人の挑戦や葛藤を描いた長編ドキュメンタリー映画「カンパイ! 世界が恋する日本酒」の上映会が4日、二戸市の二戸パークホテルで開かれた。作品には、同市の老舗酒蔵「南部美人」5代目蔵元の久慈浩介さんも出演し、二戸の風景とともに酒造りに懸ける情熱を紹介。国内外の映画祭に出品され、13カ国で公開された力作の“凱旋(がいせん)”に、訪れた市民たちも大きな拍手を送った。

 米国在住の映画監督・小西未来さんが製作。久慈さんのほかに、外国人初の杜氏(とうじ)となった英国人、日本酒を海外へ発信する米国人ジャーナリストが出演し、世界的に人気を広めつつある日本酒の魅力を、インタビュー形式でひもとく作品となっている。

 この日、会場には市民ら約150人が訪れ、作品を鑑賞した。久慈さんの登場するシーンでは、同市の豊かな風景や海外で奮闘する様子などが映し出された。来場者は、知られざる久慈さんの姿に胸を打たれながらじっくりとスクリーンに見入った。

 上映後のトークショーで、久慈さんは映画への思いや撮影の様子を紹介。「日本酒をさらに広めていくためにこれからも頑張っていきたい」と力を込めた。

 南部美人の新酒を味わう会も開かれ、来場者たちは笑顔で乾杯しながら、映画の余韻に浸っていた。

Comments are closed.

本ウェブページ掲載の記事、写真、図表などの無断転載を禁止します。また、著作権はデーリー東北新聞社またはその情報提供者に所属します