2017年3月31日 本紙掲載
3月 31

野田村産ヤマブドウワインの完成を祝い、乾杯する新酒発表会の出席者

 野田村の第三セクター・のだむらが地元産ヤマブドウを活用し、昨秋から同村玉川の「涼海(すずみ)の丘ワイナリー」で生産を開始したワイン「紫雫(しずく)・マリンルージュ」の新酒発表会が28日、同村の国民宿舎えぼし荘で開かれた。出席した関係者約70人が4月1日から発売される赤ワインとロゼワインを試飲するとともに、ワインに合う同村の食材を使った料理を楽しむ「マリアージュ」を満喫した。

 ヤマブドウ本来の風味を生かすため、熱処理せずフィルター殺菌で造る「生詰めワイン」として醸造。赤ワインは酸味が特徴で、ロゼワインは料理に合わせるのがいいという。

 発表会で小田祐士村長は「昨年10月から多くの方々の支援により、地元でワインの醸造に着手できた。新酒の味や香りを味わってほしい」とあいさつ。シニアソムリエでワイナリーの坂下誠所長が、ワインの概要を説明した。

 この日は三陸の魚介類や同村の食材をふんだんに使用した料理が提供され、出席者がワインと一緒に味わっていた。

 ヤマブドウ生産者の岩山儀助さん(79)は「飲みやすいと思う。村民だけでなく、日本中の人に飲んでもらいたい」と語った。

 赤ワインは2808円、ロゼワインは2571円(いずれも税込み)。鉱山跡地の坑道に貯蔵し、たるで熟成させたワインも秋以降に販売する予定だ。

 同村の道の駅のだ・観光物産館ぱあぷるやインターネット通販で販売する。

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