2017年4月7日 本紙掲載
4月 07

ベストコラボレーションアワードに輝いたインスパイアの(左から)沢里栞奈さん、室野美沙紀さん、二ツ神瑠夏さん、高田絵梨さん

 高校生が身の回りの課題を考え、行動した事例を発表する全国大会「マイプロジェクトアワード2016」で、岩手県久慈市の地域活性化団体「インスパイア」が、最高賞の文部科学大臣賞に次ぐテーマ賞の一つ「ベストコラボレーションアワード」に輝いた。「高校生で街に彩りを」をテーマに、コンサートや街頭放送などを通じた中心商店街に人を呼び込む取り組みが評価された。代表の二ツ神瑠夏さん=岩手県立久慈高3年=は「活動に共感してくれる人が増えて、久慈市が良くなってほしい」と今後の活動に意欲を燃やしている。

 インスパイアは2016年4月に結成。メンバーは13年度の市の海外派遣で米フランクリン市を訪れた二ツ神さん、副代表の室野美沙紀さん、沢里栞奈さん、高田絵梨さん、西野沙枝子さん、尾無未侑さん(以上県立久慈高3年)田村智紀さん(県立盛岡一高3年)川端春花さん(県立久慈東高3年)の8人で構成する。

 人と人、人と街を結び付けて街なかのにぎわいを生み出すため、イベントを企画、運営。現在は同市の銀座商店街で月1回の街頭放送を実施している。

 大会は、学校と個人・グループの2部門に分かれ、222のプロジェクトがエントリー。個人・グループ部門のインスパイアは東北大会を突破した。3月24~26日に東京で行われた全国大会では計32プロジェクトのうち、最終の8プロジェクトに残り、テーマ賞を受賞した。

 4日、二ツ神さん、室野さん、沢里さん、高田さんが市役所に遠藤譲一市長を訪ね受賞を報告した。

 取材に対し、室野さんは「私たちのプレゼンを聞いて、久慈市に行きたいと思ってくれる人がたくさんいたのでうれしかった」と喜びを語った。インスパイアは今後、街頭放送を発展させる形でミニFMの開局を目指す。

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