2017年4月8日 本紙掲載
4月 08

11体の縫いぐるみが全国に送られたふるさと納税返礼品の発送式=7日、三戸町

 三戸町へのふるさと納税が人気を集めている。同町出身で名誉町民の故馬場のぼる氏の絵本「11ぴきのねこ」の特大縫いぐるみを返礼品として加えたところ、県内外から応募が殺到。3月下旬の受付開始から2週間あまりで、限定作成した150体のうち、9割を超える139体分の申し込みがあった。残る縫いぐるみの数は7日現在で、偶然にも「11匹」だが、すぐに“もらい手”が決まりそうな勢いだ。

 11ぴきのねこ刊行50周年企画の一環として、出版社のこぐま社(東京)の協力などにより体長80センチのオリジナル縫いぐるみを製作。3万円以上の納税者が返礼品として選択できる。非売品で、金銭に置き換えられない“プライスレス”な魅力が、納税者の心をつかんだといえる。

 馬場氏の命日である7日には、三戸郵便局で発送式が行われ、作品にちなんで11体が全国各地の納税者に送られた。ファンにとってはうれしい逸品であり、もうすぐ募集枠は埋まりそうだが、町は今後増産しない方針という。

 町まちづくり推進課の沼澤修二商工観光推進監は「本年度は作品の誕生50周年で、原画展など記念事業を展開する。全国の皆さんにおいでいただければ」と11ぴきのねこが招く、相乗効果に期待した。

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