2017年4月16日 本紙掲載
4月 16

フノリを収穫する児童

 階上町立大蛇小(種市成克校長)の1~6年生35人が13日、学校近くの海岸で毎年恒例のフノリ採り体験学習に臨み、岩を覆う海の恵みの収穫に励んだ。

 フノリ採り体験は50年ほど前から継続している同校の伝統行事。地区の特産物であるフノリを採り、郷土の資源に興味や理解を深める狙いがある。地元漁協や婦人会の協力を得て、毎年4月に実施している。

 この日は風が強く、時折雪もちらついていたが、子どもたちは寒さを吹き飛ばすように元気に岩場に向かい、フノリをむしっては袋いっぱいに詰めていた。50分ほどの作業で約150キロを収穫。最後は児童全員で「採ったぞー」と拳を上げ、喜びを分かち合った。

 1年の村田康汰郎君(6)は「最後は寒かったけど、いっぱい採れて良かった」と満足げな表情を浮かべ、6年の荒畑遊良(ゆら)さん(11)は「フノリ採りは大蛇小ならではの行事。自然が近くにあることの大切さを感じた」と笑顔で語った。

 収穫したフノリは漁協などを通じて販売されるほか、町内の学校給食で提供される。販売で得た収益は学校の図書購入費に充てられるという。

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