4月 23
青森県トラック協会(木村英敬会長)は20日、八戸市立西園小(齋藤和香美校長)で、大型トラックを使用した交通安全教室を開き、全校児童244人が交通事故防止への意識を高めた。
同教室は、2006年から県内の小学校で毎年行われている。子どもたちは、実際に全長12メートルのトラックの周りに立ち、運転手から見えない範囲があることを教わった後、死角の危険性を確認。左折時の巻き込み実演では、人形が後輪にぶつかって倒れる様子を見て「うわー」などと驚いていた。
同協会三八支部の吉田正次朗青年部会長は「危険を学び、自分の命は自分で守りましょう」と呼び掛けた。6年の大友ひなたさん(11)は「死角の位置が分かった。これから気を付けて歩きたい」と話した。