2017年4月30日 本紙掲載
4月 30

26日に生まれた寒立馬の雌。子馬はカメラを構える見物客に興味津々

 東通村の尻屋崎周辺で、青森県天然記念物「寒立馬(かんだちめ)」が出産シーズンを迎えている。

 寒立馬は現在約30頭。冬期間は「アタカ」と呼ばれる越冬地で過ごし、今月10日から灯台周辺の放牧地に移された。出産間近の母馬と、出産から10日程度までの母馬、子馬は灯台に向かう入り口にあるビジターハウス付近に放牧中だ。

 今年最初の子馬は26日に誕生した栗毛の雌。28日は春の日差しの下、母馬の乳を吸ったり、周囲を駆け回ったり、寝転んだりして気ままに過ごし、訪れた見物客の心を和ませていた。村によると、今季は6月ごろまでに10頭前後が生まれる予定という。

 年に5、6回訪れるというむつ市の佐藤教美さん(83)は「今年は初めて来たが、新しい命からは元気をもらえる感じがしますね」とうれしそうに写真に収めていた。

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