2017年5月11日 本紙掲載
5月 11

生後間もない乳児を抱く生徒たち

 二戸市の岩手県立二戸病院(佐藤昌之院長)は10日、院内で「ふれあい看護体験」を開いた。参加した二戸地域の中高生たちは、患者と接し、看護についての理解と関心を深めた。

 同病院が主催し、毎年開催。今回は、二戸市や軽米町、洋野町などの7校から男女25人が参加した。

 生徒たちは白衣に着替えた後、オリエンテーションで病院の概要や看護師の業務などについて学び、レントゲン室、リハビリ室、薬剤科などさまざまな施設を見学した。

 看護体験では、3グループに分かれて看護師の仕事を体験した。産婦人科では、生後間もない乳児を抱っこしたほか、実際に入院する高齢患者の足浴にも挑戦。体が不自由な患者の体位転換も学び、生徒たちはそれぞれが抱く将来像を膨らませていた。

 引き続き、看護師との交流会を開いた。看護の道を志す中高生にとって、憧れである〝先輩〟たちは「今回をきっかけに、看護師をもっと身近に感じてほしい」、「いつか一緒に働こう」などとメッセージを送った。

 産婦人科を見学した県立福岡高2年の小笠原侑杏(ゆあん)さん(16)は「命が生まれる瞬間に立ち会えることができる看護師の仕事に、もっと興味を持つことができた」と充実した表情を見せた。

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