2017年6月17日 本紙掲載
6月 17

野辺地の伝統料理を味わう参加者

 野辺地町の伝統料理を味わうツアー「行在所(あんざいしょ)と野辺地の食彩」(主催・野辺地町文化財を守る会)が14日、同町の国登録有形文化財に登録されている行在所で行われ、参加者が上方文化の影響を受けた「茶がゆ」や「けいらん」などの郷土料理に舌鼓を打った。

 この日は町内と青森市内から15人が参加。ツアーでは、町に伝わる民話や昔話を解説するボランティアガイドの案内で、常夜燈や烏帽子(えぼし)岳などの史跡を巡った。

 昼食会場の行在所では、多彩な郷土料理をお膳で提供。茶がゆやけいらん、精進料理から発展した「寄せ豆腐」など、町を代表する味覚がずらりと並んだ。伝統料理以外にも、町特産のホタテは塩焼きで、コカブはおしんことして提供され、参加した人たちは日本庭園を眺めながら、優雅な気分で楽しい食事の時間を過ごした。

 同町助佐小路の安村キクさん(78)は、懐かしい味に魅了され、昨年に引き続いての参加。「会場の雰囲気もよく、料理が一層おいしく感じられて幸せ」と笑顔を見せていた。

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