2017年8月27日 本紙掲載
8月 27

「グランドチャンピオン」に輝いた牛と並び、快挙を喜ぶ三本木農業高の生徒たち=26日午後、七戸町

 七戸町の青森県家畜市場で26日開かれた県畜産共進会(全農青森県本部、県畜産農協連合会主催)で、県立三本木農業高が出品した乳牛が、未経産(出産前)部門の最高賞「グランドチャンピオン」に輝いた。県内有数の畜産農家が出品する中で、高校が最高賞に輝くのは初めて。生徒たちは会場で「一生懸命育てて良かった」と快挙を喜んだ。

 共進会は毎年、家畜の改良、生産技術向上を目的に開催。年齢や出産経験などで区分を分けて審査する。今年は肉用牛、乳用牛の2部門に計133頭がエントリーした。

 同校が出品したのは乳牛部門の第一類(未経産、生後10カ月未満)。この日は、同部門の14頭中1位に選ばれたほか、引き続き行われた未経産全4部門、計36頭の審査でも頂点にたった。

 選ばれた牛は、同校敷地内の農場で、生徒たちが大切に育ててきた。指導に当たった同校実習講師の田茂敦さんは「子どもたちが熱心に世話や調教をした結果。本当にすごい」と喜んだ。

 会場で牛を引いた中村桃音さん=2年=は「審判が何度も動き、他の牛も見ていたのでハラハラした。まさか(賞が)取れるなんて…」と感激した様子で話した。

 共進会ではこの他、肉用牛の部で、三戸町の中井のり子さんが最高賞の農林水産大臣賞に。乳用牛の部では、サウザンドリーフ(三沢市)が5年連続で名誉賞に輝いた。

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