2017年9月22日 本紙掲載
9月 22

ユーモアあふれる軽妙な語り口で落語を披露する春風亭昇太さん

 人気テレビ番組「笑点」の司会者として知られる落語家・春風亭昇太さんによる落語会が21日、二戸市民文化会館で開かれた。ユーモアあふれる軽妙な語り口で、会場に集まった多くの市民を独特の世界に引き込んだ。

 青少年の健全育成を目的とした市内中学生対象の「槻陰舎(きいんしゃ)きぼう塾」の一環として開催。会場には生徒約700人に加え、地域住民ら約150人が訪れた。

 昇太さんは、笑点や審査員を務めたNHK紅白歌合戦の裏話を紹介した後、演目「ちりとてちん」を披露。扇子や手拭いを使った見事な演技と話術で、来場者を笑いの渦に巻き込んだ。

 落語界きっての「城マニア」と知られることから、後半は滋賀県立大の中井均教授(考古学専攻)と一緒に、同市にある国指定史跡・九戸城跡の魅力を紹介。今年4月には、続日本100名城に選ばれたことに触れ、昇太さんは「これからさらに知名度が高まるだろう。全員が歴史的な価値の高い九戸城に誇りを持ち、説明できるぐらい詳しくなってほしい」と呼び掛けた。

 市立福岡中1年の浪岡道祐さん(12)は「見ている人を引き込む落語に感動した。九戸城については知っているつもりだったが、これからは多くの人に自慢していきたい」と話した。

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