2017年10月20日 本紙掲載
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異国での活躍を誓う三沢一中3年の(左から)三浦萌子さん、沼端由有莉さん、佐々木芹菜さん

 三沢柔道協会(澤口正義会長)の選手団が27日~11月6日、フランスのバローニュ市などを訪れ、バローニュ柔道クラブ(パトリック・ベロ会長)との親善交流に励む。現地では全国規模の大会に招待選手として出場する予定で、メンバーは活躍を期し連日、三沢市の同協会柔道場で稽古に励んでいる。

 事業はベロ会長が日本原燃の技術指導員として来日していた2004年にスタート。約3年ごとに相互交流を継続しており、同協会のフランスへの訪問は04、07、11、14年に続き5度目となる。

 派遣団は約20人で、うち選手は三沢、十和田両市と野辺地町の中学生9人、一般5人。ホームステイしながら全フランス大会へ出場するほか、合同の練習をこなす。

 三沢一中からは3年の女子3人が参加。三浦萌子さん(15)は「相手は体が大きいと思うので精いっぱい頑張る。日本の文化を伝え、フランスの文化を受け入れたい。特に、礼儀作法には注意する」と気を引き締める。

 フランス訪問は小学校以来2度目という沼端由有莉(ゆうり)さん(15)は「フランスは競技人口が多い。日本人らしく一本を取る柔道で優勝したい」と闘志。佐々木芹菜さん(15)は「得意の背負い投げをどんどん決めたい。言葉は分からなくても身振りでコミュニケーションを取れれば」と目を輝かせる。

上野英任(ひでと)さん(60)と江戸誠一郎さん(56)は大会の審判も務める。このほか、八戸市のりんご農家の岩舘岳さん(26)も参加し、現地で盛んなシードルの生産現場などを視察する予定。スポーツや文化だけでなく産業面での交流も特徴と言える。

欧州では一時、テロ事件が頻発したが、最近は沈静化しているという。団長を務める澤口会長は「一連の交流事業が世界へ通用するグローバルな人材の育成につながれば」と意義を語った。

13日には選手団の壮行式が開かれ、団員がそれぞれ抱負を披露した。

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