2017年10月26日 本紙掲載
10月 26

お披露目された上吉田大黒舞の絵

 六戸町上吉田地区に伝わる同町無形文化財「上吉田大黒舞」を題材にした絵のお披露目会が20日、上吉田公民館で開かれた。上吉田町内会(出戸一男区長)が伝統芸能の継承のために制作。出戸区長は「想像以上のでき。多くの人に見てもらい、後継者確保につなげたい」と願いを込める。

 同大黒舞は豊作を祈願し、豊年に感謝する芸能。女性や子どもが踊り手となって小正月やお盆、秋祭りなどで披露されてきた。

 現在は同大黒舞保存会(久保田美智子会長)の会員約10人が踊り手を担うが、60代が中心のため、後継者確保が急務となっている。

 絵の制作は地域の若手や子どもに興味を持ってもらうために企画し、エアーブラシで絵を描いている竹内拓己さん(34)=十和田市在住=に依頼。絵の大きさは縦1・5メートル、1・7メートルあり、地域の神社で踊りを奉納する様子が描かれている。

お披露目会には地域住民約20人が出席。玄関ホールに飾られた絵の出来栄えをたたえ、乾杯で完成を祝った。

久保田会長は「(上吉田大黒舞は)なくしてはならない地域の伝統だ」と力を込める。出戸区長は「他地区の人でも、興味があれば活動に参加してもらいたい」と話す。

参加の申し込みや問い合わせは久保田会長=電話0176(55)4797=へ。

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