11月 19
八戸市のJR鮫駅前の広場に、今年も色とりどりのイルミネーションがお目見えした。今回のテーマは「テーマパーク」。住民有志手作りの電飾は街頭を鮮やかに照らし、駅利用客や通行人らの心を和ませている。
イルミネーションは今年で13回目。駅前の景観を明るくしようと、近くに住む主婦の澤藤まゆみさん(57)が2004年、知人やPTA仲間と共に始めたのがきっかけだ。
使用した照明は約1万個。製作費は祭りの出店の売り上げなどで集めた。澤藤さんは点灯した12日の取材に、「駅の利用者が温かな気持ちになれば」と語った。
家族で訪れた市立鮫小4年の高橋隆寿(りゅうじ)君(10)は「すごくきれい。中をくぐるときらきらして楽しい」と満面の笑み。スマートフォンで撮影する家族連れの姿も見られた。
点灯時間は午後5~10時で、クリスマス、年末年始は深夜まで延長する。来年1月上旬まで設置予定。