2017年11月29日 本紙掲載
11月 29

捕らえたアワビをかごに移す漁業者=28日、六ケ所村泊地区

 六ケ所村の泊地区で28日、年1日限りのアワビ漁が行われた。泊漁協(松下誠四郎組合長)に所属する漁業者が早朝から素潜りを開始。地元で「やずがり」と呼ばれる網かごはアワビでいっぱいとなった。

 同漁協は資源保護のため、解禁日を11~12月の1日のみとしている。

 漁を終えた漁業者はアワビをサイズごとに分けたり、むき身にしたりする作業の後、泊漁港へ搬入。大サイズ(70グラム以上)は1キロ当たり1万500円、小サイズ(40グラム以上70グラム未満)は7350円で、県内の加工業者に買い取られた。

 今年の水揚げは、昨年と比べて100キロほど少ない160・8キロ。近年は、例年の漁獲量(500~1000キロ)を大きく下回る状況が続いている。

 同漁協の種市四志美参事は、5年ほど前に1週間続いた低水温を不漁の原因の一つに挙げ、「稚貝の放流は毎年続けているので、来年以降は回復してほしい」と話していた。

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