2016年6月1日 本紙掲載
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聴診器を使って、木の内部の音を聞く子どもたち

 九戸村の歴史や自然、文化を学ぶ「九曜塾」(塾長・漆原一三教育長)が28日、スタートした。この日は、同村のコロポックルランド周辺の森林で自然学習会が開かれ、参加した小学生たちが村内に自生する植物に理解を深めた。

 九曜塾は村内の小学生が対象で、郷土愛の醸成や仲間づくりなどを目的に昨年度スタート。2年目となる本年度は、土曜日や夏休みなどを利用しながら、講座を10回開催する予定だ。

 本年度初の講座は、村内外で自然学習会を開催する「カシオペア森林塾」代表の夏井嘉一郎さん(83)が講師を担当。夏井さんは村内の木や植物について紹介しながら、「それぞれの特徴を学びながら、九戸のことをもっと好きになってほしい」と呼び掛けた。

 その後、聴診器を使って、木の中を流れる水の音を聞くなど、参加した子どもたちは目を輝かせながら、自然と大いに触れ合った。

 村立伊保内小3年の南佑典君(8)は「聴診器を使って初めて木の音を聞いた。心臓みたいにドクンドクンと鳴っていて、木も生きているんだなと思った」と興奮気味に話した。

 九曜塾では、2回目以降も随時参加者を募集している。

 問い合わせは、村教委生涯学習班=電話0195(42)2111(内線305)=へ。

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