2016年8月13日 本紙掲載
8月 13

鎮座400年を迎えたむつ市中野沢の猿田彦神社

 むつ市中野沢地区住民の信仰を集める猿田彦神社(渡邉英司宮司)が、今年で鎮座400年を迎える。14日には例祭を兼ねた記念の神事と祝賀会を開き、氏子ら約120人が集まって節目を盛大に祝う。

 青森県神社庁の資料や市史などによると、同神社は元和2(1616)年に鎮座。ご神体は、昔、修験者が背負ってきた馬頭観音像とされる。かつては別の場所にほこらがあったが、1932年に現在地に移転。社殿は82年に増改築され、現在に至る。

 過去、ご神体が盗まれたことがあったが、盗んだ人が自宅に祭っていたところ、何年も悪いことが続いたため、神社に返されたとの言い伝えもある。例年の例祭は8月16日で、前夜祭は地区住民らが境内に集まり、盆踊りなどを楽しむ。

 節目を記念して、地元では参道の整備やこま犬の台座の修復などを行った。14日は午前10時から神事が行われ、終了後は周辺でおみこしなどの行列が練り歩く。

 鎮座四百年祭実行委員長である中野沢町内会の寺島進一会長(68)は「先人が代々守り続けてきた神社。われわれの心のよりどころであり、今後も大切にしていきたい」と話している。

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